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2014.07.08 作成

【センサー・メモリー走行パターン】鉄橋やトンネルはコンタクト区間にしよう

鉄橋やトンネルは簡単に設定できて演出もしやすい

初心者でも簡単に設定ができて効果もわかりやすいのは、鉄橋やトンネルをコンタクトにしてしまい、メモリーで演出を設定するパターンです。

実際に橋やトンネルがなくても、レイアウト上のどこかをそれだと見立てれば十分です。
橋は高架になっていなくても、橋の欄干を置けばそれらしく見えますし、お座敷でもできます。
トンネルもプラレールのトンネルとか、何か段ボールをかぶせる程度で十分です。
しっかりとした情景を作るのは、もうこのレイアウトで絶対に楽しいし飽きないとわかってからでも遅くはないです。段ボールのトンネルはいつでも自由に場所を移せるので、好きな位置に設置して試すことが出来ます。

区間全体をコンタクトにする

鉄橋もトンネルも、その区間全体をコンタクトセンサーにしてしまいます。
これは簡単で、鉄橋やトンネルにしたい部分に敷いてあるCトラックの裏面を、ニッパでぱちぱちと切断して左右のレールを分割します。
そして、コンタクトレールで挟むか、区間前後の2カ所の外側(茶線側)を絶縁キャップで止めてから、センサー線をS88に1本引くだけで完成です。
センサー線の付いたレールは1本だけで良いので、お座敷レイアウトでも簡単に設置できます。

こうしておくと、列車がその区間に入った時に、メモリーで様々な演出が出来るようになります。
センサーについての詳細はこちらを参照してください。

トンネルや鉄橋のセンサー

演出を考える

例えば、走行音のファンクションがある列車の中には、走行音を変えられるものがあります。ファンクションをオンにすると、ガタンゴトンという大きな残響音に切り替わったりするタイプの機関車です。
こういう機関車は、コンタクトがオンになった時にこの音をオンにすれば、鉄橋やトンネルを通過している時だけ走行音を変えることが出来ます。
コンタクトセンサーは編成全体に対して反応するので、動力車がどの位置に連結されていても、編成が鉄橋やトンネルを通過している間は音が変わるので違和感がありません。
サーキットセンサーなどで組んでしまうと、シューが通った時にオンになるので、編成の半分が鉄橋に差し掛かってから音が変わったりしてしまいます。

トンネルの方は、ライトや室内照明を付ける、ハイビームにするなどが有効です。
正直なところ、ハイビームって自分で点けると微妙じゃないでしょうか。普通は点けているか消しているかを、どこかのタイミングで選んだら、そうそうオンオフしないですよね。せっかく機能としてあるんだからと、常にハイビームも点けているという人も多いと思います。
でもトンネルがあれば、トンネルに入る前にハイビーム(センサーオンでハイビームオン)、出てきたら通常ライト(センサーオフでハイビームをオフ)と自動的に切り替わるので、『俺は機能を使いこなしているぞ感』があります。
無理にトンネルを作らなくても、横にお化けか妖怪のぬいぐるみでも置いておけば、『ここはお化けが出るからフォグライトで明るく』みたいな感じで、ストーリーを付けて子供を驚かせることもできます。単純な子供だと列車によっては「あー、この列車ハイビームがないからお化けに襲われる!」みたいにはしゃいでくれたりしますので、山がなくても楽しく遊べます。

それに鉄橋もトンネルも、走らせている本人が(自動運転にしておけば)側に行って、自分の持っている機関車の勇姿をじっくりと見ることが出来ます。
「あー、点いたねぇ」「消えたねぇ」とか、いい年して男の子は単純なのが魅力だと思います。
サインボードや運転室灯とか、点けるものがたくさんある機関車だと凝ったパターンも考えられそうですね。

ライトがひとつでも、走行音が切り替えられなくても、警笛などで演出することもできます。
オンになったら警笛を鳴らせば、鉄橋やトンネルの前では汽笛が鳴ります。
実際の鉄道ではトンネルの前で、中に保線作業員がいた場合に知らせるという目的で、必ず警笛を鳴らす鉄道会社もあるみたいです。センサーで設定すれば必ず鳴らせますよね。

現在のCS2では、メモリーのルートにディレイ時間を設定できるので、警笛も1度だけではなく変えることが出来ます。
トンネルでは進入時に1回だけだけど、鉄橋では、センサーがオンになった時に『1回鳴らして、10秒後にもう1回』という設定をしておけば、鉄橋の途中でも鳴らせます。
観光列車などだったら、センサーがオンになったら『警笛を1回鳴らして、10秒後に減速、20秒後に一度停車、CS2のオーディオで観光案内を放送して、15秒後に走り出して、警笛1回』という設定をすると、橋の真ん中で止まって観光案内をすることも出来ます。
放送は、自分でマイクに向かって適当に話しておくか、それこそ子供にしゃべってもらうといいと思います。
「右手に見えるのがライン川です。あ、ライン下りの人が見えますね」とか。日本語でいいです。恥ずかしがらずに。

具体例はこちらの動画でどうぞ。

走っていない列車の機能もオンになるので注意

この設定では注意しなければならないことが、1点あります。
それは複数の列車がレイアウト上にいる場合です。普通は複数台走らせたいと思うのが心情ですので、現実的にはいつも注意してください。

メモリーのルートで『センサーに対してこの列車』の機能を動かすという設定をすると、その列車ではない列車がセンサーを踏んだ時にも、センサーに対して反応する設定をしてあるすべての列車が反応してしまいます。

鉄橋にセンサー1番を設置したとします。
列車Aには走行音を変えるファンクションを設定して、列車Bには観光案内を設定したとします。
スターターセットの状態の線形で待避線に2つの列車が止まっていて、交互に走らせている場合を想定します

列車Aが鉄橋に差し掛かると、列車の走行音が変わりますが、同時に列車Bも駅で止まったまま観光案内を始めてしまうのです。
どちらも『鉄橋のセンサーがオンになったら』という設定をしているからです。
センサーがオンになったら、列車がどこにいてもルートの内容は実行されるので、他の列車がセンサーを踏んでもファンクションは作動してしまうんですね。

回避方法はいくつかあります。

複線化やポイント分岐で通過するセンサーを列車ごとに分ける

大変なような気もしますが、基本形はこれです。
メモリーのルート内で特定の列車のファンクションを指定している場合には、その列車に対する命令を他の列車が踏まないようにレイアウトを組むのが最も安全です。
ただ、それだとあんまりなので、他の対処も検討してみましょう。

メモリーの登録行を分割して自動発動を切り替える

手動での操作が必要になりますが、追加機器も不要で確実な方法です。
列車のルートはA行、列車BのルートはB行という具合に、違う行(段)にルートを登録します。
ルートの各行の右側にある手のひらマークをタッチして切り替えることで、センサーに対して発動させる列車を選択します。
駅で列車が交替する時に切り替えるのですが、この手のひらマークはメモリーのルートやスマートフォンなどでは操作できないので、必ずCS2の画面にタッチして切り替える必要があります。
そこだけが面倒ですが、誰でも確実に出来る方法です。

信号機で列車を止めておく

駅で信号機で列車を止めておくと、赤信号で止まっている間は、その列車に対しては命令は『青にならないと実行されない』ので、走っている列車だけにファンクションを実行させることができます。

ただし、上の例では案内放送だけは鳴ってしまいます。
案内放送は機関車に対する命令ではなくて、CS2本体に対する命令だからです。CS2本体は赤信号で停車しているわけではないので放送は流れてしまうのです。

また、ファンクションのタイプがSwitchingである機能(オンオフの切り替え型の機能)については注意が必要です。
Momentary(1回だけ作動する機能)タイプ、Duration(一定時間作動する)タイプの機能は、信号機が赤になっている間に、その機能が完了すれば、青になった時にも問題はありませんが、Switchingタイプの場合には、動作がきちんとトグル状態(オンにしたらオフに戻す、オフにしたオンに戻す)にしていないと、青になった時にその機能を実行してしまう可能性があります。

例えば、ヘッドライトはSwitchingタイプです。オンにしたら点いて、オフにしたら消えます。
トンネルに入った時にオンにして出たらオフにするのであれば、赤信号で停車している列車も、他の列車がトンネルに入ったらライトを点けようとして(でも赤だからできない)、その後消そうとします(でも赤だからやっぱりできない)。これならば、青信号になった時には『消そうとした』命令が有効になるので、ライトは消えたままで見た目は問題ありません。
しかし『入った時に点ける』だけだと、信号機が青になった時に、止まっていた列車のライトは点いてしまいます。

この例に限らず、Switchingのファンクションをメモリーで動作させる時には、常に状態がどちらになっているかに気をつけください。

ファンクションではありませんが、列車の進行方向もスイッチです。
赤信号の間にその列車の進行方向を切り替えておくと、青になったら逆向きに走り出します。これは別の用途でテクニックとして使えますので、覚えておくと便利です。

K84、またはm84デコーダーでセンサーを切り替える

K84、またはm84デコーダーをセンサー線の間に入れると、センサー線に繋がるS88のポートを物理的に切り替えることができます。
1番線発車時に1番線の列車に反応設定したポート番号、2番線発車時に2番線の列車に反応設定したポート番号に切り替えるように、別のメモリーで設定しておけば、同じセンサーを踏んでもS88の違うポート番号を反応させることが出来るので、列車ごとに動作を振り分けることが出来ます。

ちょっと上級者向けなので、メモリーに慣れてきたら検討しても良いのではないかと思います。

やってみることが大事

文章で読むと大変そうですが、実際にはやって練習してみると、感覚的にわかります。
何回か走らせたいようにチャレンジしてみて、できれば失敗して、修正するということを繰り返していくと、メモリーに慣れることが出来ると思います。
まずは単純な線路で1列車から始めて、徐々に複雑にしていきましょう!