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2014.07.06 作成

『メルクリン』ってなに?

まずは実際に見てください

言葉で説明する前に、実際のメルクリンを見てもらった方がわかりやすいと思いますので、まずは動画をご覧下さい。
これは私のレイアウトを走るメルクリンです。

メルクリンはドイツの鉄道模型

「メルクリン」という言葉は、普通はほとんど聞いたことがない単語だと思います。私も全く知りませんでした。
「メルクリン」はドイツにある鉄道模型を作っている会社の名前です。歴史は大変古く、創業してから150年以上になります。最初は鉄道模型を作っていたのではないようですが、そのうち様々な鉄道模型をラインナップするようになり、現在では欧州市場ではシェアNo.1です。
日本では知名度はほとんどないのですが、ヨーロッパやアメリカでは有名な世界的な鉄道模型メーカーです。

鉄道模型は、もともとは産業革命で誕生した本物の鉄道を、一般の人にわかりやすく紹介する目的で作られたものが最初ではないかと言われています。
現在では数多くの種類が発売され、子供から大人まで楽しめる趣味として普及しています。特にヨーロッパではキングオブホビーなどと表現されることもあります。
日本では線路幅が9mmの『Nゲージ』が代表的で人気があります。最近では屋外で走行するような大型の鉄道をガーデニングとともに楽しむ人も増えているそうです。

どこまでを鉄道模型と呼ぶのかは正確には知りませんが、屋外用の大型モデルの中には、自分で乗ることができたり、本物の蒸気機関車を走らせたりしている人もいます。
また、有志の方が廃止になった本物の線路を買い取ったり、整備したりして、実際に列車の運行を行っているような路線もあります。そこまでいくともう模型ではなくて本物ですね。

メルクリンの鉄道模型には、縮尺が小さい方から順に、Z、HO、1番という3種類のラインナップがありますが、それぞれ特徴が異なっています。
Zは線路幅が6.5mm、縮尺は1/220で、手のひらに乗るほど小さな模型です。
HOは線路幅が16.5mm、縮尺は1/87で、世界で最も標準的な大きさの鉄道模型です。風のおひるね鉄道王国ではこのHOの走らせ方を紹介しています。
1番は線路幅が45mm、縮尺は1/32で、かなり大型の鉄道模型です。かなり広いスペースを必要とするので、自宅ではちょっと難しいかもしれません。1番ゲージについては、本家の『風のおひるね』の中に『成城1番』という運転チームの活動記録がありますので、興味がある方はそちらをご覧下さい。

1番、HO、Zの車両サイズの違い

当サイト「風のおひるね鉄道王国」はメルクリンHOのサイトです。
メルクリンHOは、Zや1番と比べて、大きくシステムが異なっています。また、他の鉄道模型のシステムとも大きく異なっています。
例えば、見た目に一番わかりやすい違いのひとつとしては、メルクリンHOでは線路のレールの数は2本ではなく3本あります。ですので、他の鉄道模型の車両は同じHOであっても物理的に走れないのです。
メルクリンHOに関することは、Zや1番、他の鉄道模型には適用できないことばかりです。

以後、このサイトでは、メルクリンHOのことを、単に『メルクリン』と表記します。
このサイトに書いてあることは、Zゲージや1番、NゲージやDCCなどの他の鉄道模型では実現できませんので、ご注意ください。

メルクリンは走らせて遊ぶのに最適な模型

メルクリンの特長を一言で表現するとしたらたくさん(2編成以上)の列車を走らせて遊ぶのに最適な鉄道模型であると言うことが出来ると思います。
他の鉄道模型と構造が違うのも、一見特殊な方式を採用しているのも、理由はすべて簡単にたくさんの列車を走らせることができるシステムを構築してきたためなのです。

個人的には、鉄道模型をがんがん走らせて楽しむのでなければ、メルクリンを選択する理由は特にないと思っています。
また、走らせるとしても、部屋に1周の円形のレールを敷いて、1編成の列車だけを入れ替えて走らせるような走らせ方の場合には、Zや1番、NゲージでもDCCでも、遊び方にはそんなに大差はありません。
しかし、とにかくたくさん列車を走らせたいとか、1周の線路が敷けないような狭いスペースにも列車を走らせたいとか、そういう場合には、メルクリン以外の選択肢はないと言ってもいいほど、メルクリンは走行性能に関してはダントツに優れていると思います。
つまり、自宅にいながら鉄道博物館のようにレイアウトにたくさんの列車を走らせてみたい。そんな遊び方がメルクリンに向いているのです。

鉄道模型には種類によって向き不向きがある

このことは決してイメージと知識だけで言っているのではありません。
私はメルクリンに出会うまで、日本で手に入るほとんどすべての鉄道模型を実際に購入して走らせて遊んでみました。Nゲージ、DCC、日本型16番、Zゲージ、1番ゲージ、On30などの各種ナローゲージ、プラレールやBトレインショーティーなど、一通りの鉄道模型で遊んでみたのです。
それこそ相当な時間と費用を費やして分かったのは、まとめて鉄道模型と言われていても、それぞれに遊び方の向き不向きがあるということです。
例えば、Nゲージなどは縮尺は多少おかしい点もあるのですが、様々な軌道幅が混在する日本の鉄道事情を踏まえた上で、リーズナブルに模型を楽しむという点では向いていると思います。
そういう意味では、車の模型に例えて言うと、飾るのではなくラジコンのように走らせて遊びたいのなら、絶対にメルクリンです。システムとして昔から走行することを前提に作られていますので、メルクリンでなければできない走らせ方がたくさんあるのです。

はっきり言って走行性能に関しては、メルクリンHOは、他の鉄道模型(Zと1番を含めて)とは桁や次元が違います。少し違う程度ではなく圧倒的な性能差です。
それはこのサイトに書かれていることを読んでもらえればわかると思います。メーカーから発売されている純正品だけで、ここまでできる鉄道模型はありません。

鉄道模型には種類によって向き不向きがある

もちろんメルクリンでも、車両のコレクションをしたり、ジオラマを作ったり、走らせなくても遊べます。
それでも、せっかくメルクリンを買ったのなら、少なくともこんな風にして走らせることができるんだよということは知ってもらいたいなと思い、このサイトを作りました。
このサイトもリニューアルする前は、ごく普通の鉄道模型の趣味のサイトでした。でも、そういうサイトは他にもたくさんありますので、風のおひるね鉄道王国では、メルクリンを走らせることに特化したいと考えました。
私はすでに10年以上メルクリンを走らせて遊んでいます。その間にもメルクリンは日々進化し、走りの能力はどんどん強化されています。そして、今も進化を続けている鉄道模型なのです。

このサイトには、10年以上かけて試行錯誤してきたノウハウのほぼすべてを詰め込んでいきたいと考えています。
初心者の方からベテランまで。あなたのメルクリンを走らせることに、少しでもお役に立てれば幸いです。

メルクリンの魅力

よく走る

メルクリンは、とてもよく走ります。
よく走るとはどういうことかと言うと、まず滑らかに安定して走ります。
機関車をレールに乗せて速度を指示すると、ロケットスタートではなく、ゆっくり発車して徐々に加速していきます。指定された速度に達すると、そのまま同じ速度で安定して走り続けます。

途中に勾配(坂道)があっても、登りも下りも速度は変わりません。機関車が自動で指示した速度を保ち続けて走ります。
たくさんの貨車や客車を連結しても大丈夫。普通のサイズの機関車なら10両程度なら全然平気です。中には1台で100両以上牽引できる機関車もあります。

何時間でも走り続けることが出来ます。
私の家では、同じ機関車を朝からずっと走らせていて、そのまま夕方から夜になったことが何回もありますが、1度も脱線せず、壊れもせず、トラブルなく走っている場合がほとんどです。
逆に、数年間1度も走らせていなかった機関車を、久しぶりに箱から出して走らせてみたところ、普通に走りました。最初はぎくしゃくしていた機関車もありましたが、何周か走っているうちに正常に戻ったこともありました。

信号機を赤にすると、自動的に停車します。
ライトを点けたり、汽笛を鳴らしたり、様々な音を出したりすることが出来ます。蒸気機関車(SL)だと煙を出すことが出来る機関車もあります。
コントローラーの画面にCGの運転席を表示して、実車同様にレバーを触って運転したり、燃料や水や石炭を、所定の場所で補給しないと燃料切れを起こしたりする設定ができる機関車もあります。

メルクリンはよく走る

たくさんの列車が走る

1台のコントローラーと1箇所の給電配線だけでも、複数の列車を個別に走らせることが出来ます。
1本のレールだけでも、複数の列車を乗せておき、同時に走らせることも、順番に動かすこともできます。

列車を複数持っている人は、1人でそれを全部走らせることも、好きな編成だけ操作して他はコントローラーに自動運転で任せて走らせることも、何人かの友達でコントローラーと列車を分担して運転することも、メーカー純正のコントローラーだけで全部できます。パソコンの専門運転ソフト等は不要です。

ポイントや信号機の切り換えも同じように、自分で操作することも、友達と分担することも、自動に設定することもできます。
お手持ちのスマートフォンをWiFi経由でシステムに接続して、コントローラーにして列車を操作することも出来ます。

たくさんの列車が走る

急カーブを曲がれる

HOは1/87というスケールの規格です。手で掴むとちょうど良い大きさです。
Nゲージよりも大きいですが、プラレールの車両を長くしたような感じです。
しかし半径360mmの急カーブを、基本的にすべての車両が確実に安定して問題なく曲がることが出来ます。

半径360mmのカーブとは、約75cm程度幅でレールを1周させることが出来るカーブです。
1メートルの幅があれば複線の線路を1周させることが出来ます。
メルクリンの車両は基本的にすべての列車がこのカーブを問題なく通過できるように作られていますので、8両編成のドイツの新幹線ICEでも、10両編成のフランスの新幹線TGVでも、難なく急カーブを走行することが出来ます。

1メートルの幅がなくても、直線だけでも自動で往復運転することもできます。
山手線のような環状のレールにしなくても、端から端まで走っていってまた戻ってくるという運転をすることができるということです。
途中の駅に一時停車させることもできます。

たくさんの列車が走る

ライトが点き、音が出て、煙も出る

ライトや尾灯、室内灯を点けることが出来ます。
ライトはじんわりと点灯させたり、フラッシュさせたり、光り方を設定することもできます。

サウンドも鳴らせます。
汽笛や駅のアナウンスなど様々な音が出ます。
走行音は列車の動きと同期していますので、駅に停まっていたSLが、ブシューッと蒸気音を吐き出して、シュッ、シュッと動きだし、シュシュシュと加速していきます。
減速すれば音は静かになり、急ブレーキをかければキキーッとブレーキ音が鳴ります。少し停まっていると石炭をくべる音が聞こえてきたりもします。

SLは発煙装置を組み込むことによって、煙を出すことが出来ます。
専用の燃料を煙突に入れておくと、ぽっぽっと白い煙を出して走ります。実は匂いも石炭っぽい感じがします。

他にも、室内の人が動く車両、クレーンのアームを動かせる車両、ドアにディスプレイが組み込まれていて動画で開閉できる車両、パンタグラフを昇降させることができる車両など、多彩な機能を楽しむことが出来ます。

たくさんの列車が走る

※機関車によって搭載されている機能が異なります。使用できる機能は製品ごとに決まっています。