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2014.9.27 作成

【当サイトのコンセプト】メルクリン・デジタルにしかできない遊び方

デジタル鉄道模型ならでの遊び方

風のおひるね鉄道王国では、メルクリン・デジタルシステムにしかできない列車の走らせ方を紹介することをコンセプトにしています。

鉄道模型には非常に多くの種類があります。
その中でメルクリン・デジタルを選択することの意味とはなんでしょうか。
NゲージでもDCCでもなく、メルクリン・デジタルで遊ぶ理由はなんでしょうか。

日本では多くの人が感じている鉄道模型のイメージというのは、コントローラーのノブを回して列車を走らせることではないかと思います。いわば運転士さんごっこです。
日本ではアナログ鉄道模型が主流で、それ以外の鉄道模型は日本にはほとんどないことも、大きく影響していると思います。
そのため、デジタルであっても、アナログと同じようにコントローラーのノブを回して列車を走らせる遊び方をしている方が非常に多いです。
デジタルとは、アナログに比べてサウンドやライトをより細かくコントロールできるものだと思っている方も多いと思います。

確かにそういう遊び方もあります。
しかし、それはメルクリンで出来ることのほんの一部でしかなく、もっと言ってしまうと、その遊び方をするだけならば、メルクリンでなくてはならない理由は何もありません。
NゲージやDCCのような他の鉄道模型でも同じことが出来るからです。
せっかくわざわざメルクリンを買った、またはすでに所有しているのであれば、メルクリン・デジタルにしかできない遊び方にも挑戦してもらえたらいいなと思っています。

メルクリンにしか出来ない遊び方とは、
・信号機を切り替えることで列車を止めたり、走らせたりすること。
・多彩なセンサーやメモリーを組み合わせて、列車のファンクションと連動させることで、列車に様々なアクションや複雑な動作をさせて遊ぶこと。
・多数の列車をレイアウト上で、いろいろな動きをさせながら走らせること。
などです。

言い換えると、これらは「コントローラーのノブを回して列車を走らせる遊びではない」ということになります。
運転士さんごっこに対する言葉を作るとするならば、運転司令室ごっこのような感じです。

このことに最初は違和感を覚える方も多いと思います。鉄道模型って「コントローラーのノブを回して列車を走らせる遊び」のことではないの?
その違和感の一番の原因は、そういう鉄道模型を見たことがないからだと思います。見たことがないものは、想像も出来ませんし、本当にそれが面白いのかどうかも判断できないです。
現実問題として、メルクリン・デジタルのそういうレイアウトの実物を、現在の日本で見ることができる場所は非常に限られています。

ですので、まずはそういうメルクリン・デジタルを見てほしい、実際に遊んで試してみてほしいという思いが、風のおひるね鉄道王国にはあります。
試してみるのは購入しなくてはできませんが、見ることは無料でもできます。
例えば、メルクリンショップHRSさんや、木のおもちゃがりとんさんといったお店(どちらも 私の友人がやっているお店です)に行けば、いつでもこのメルクリンにしかできないレイアウトを走っている列車を実際に見ることが出来ます。
メルクリンを始める前に、まずそういうレイアウトを見てみると、大変参考になるのではないかと思います。

メモリーを使って運行のコントロールをしたり、たくさんの列車を走らせたりすることは「デジタルだから」できることですが、同時に「アナログの時代から」メルクリンのコンセプトでもあったことです。

動画で実物を見てもらうのが一番わかりやすいと思います。
これはYoutubeにアップされている動画ですが、私がアップしたものではありません。海外のメルクリンユーザーが撮影したものです。

どちらも1960年代のアナログ式メルクリンのレイアウトです。
アナログでも複数の列車が走っています。そして、たくさんのスイッチがあり、ポイントを切り替えたり、信号機で列車が停車したりして走ります。
コントローラーのノブには手を触れていますが、片手で微調整している程度で、列車の数だけノブを回したりはしていません(微調整が必要なのはアナログでは坂道で速度が変わってしまうからです)。
【注意】風のおひるね鉄道王国とは関係のない第三者の動画にリンクされています。

こちらはもっとたくさんの列車が走っています。
スイッチはたくさんありますが、ノブを各列車の数だけ回しながら走らせているのではありません。
どちらかというと、日本ではプラレールで遊んでいるのに近い状態であることがわかっていただけると思います。
【注意】風のおひるね鉄道王国とは関係のない第三者の動画にリンクされています。

このように、メルクリンではアナログの時代から、パソコンなどの特別な機器を使わなくても、メーカー純正の機器を組み合わせるだけで、自動運転でたくさんの列車を走らせることはできていたのです。
つまり、これが「メルクリンでしかできない遊び方」なのです。

他の鉄道模型で同じことをしようとすると、メーカー純正以外の機器やパソコンが必要になったり、仕組み的に出来なかったり、莫大な費用がかかったりします。

これを現代のデジタルのメルクリンで遊ぶと、もっと機器の数が少なくて済み、運転は多彩で複雑なことができるようになります。
実際に私がひとりで組んで走らせてみたレイアウトがこちらです。
お座敷レイアウトとして、机を置いた部屋の中に組んでいます。お座敷レイアウトでこのようなことが実現できるほど、メルクリン・デジタルは走行することに適しているのです。
※風のおひるね鉄道王国の動画です。私が組んで運転しています。

アナログとデジタルで何が違うかというと、列車の発車や停車の動きが滑らかになりました。駅の放送が流れたり、車両のドアが開いたりするようになりました。
要するに、デジタルでは、アナログよりもより実感的なことができるようになっただけで、メルクリンとしては、アナログの時とできることには大きな差はないのです。

メルクリンはプラレールのように遊べるおもちゃです

日本ではメルクリンは、なぜか高級舶来品として扱っているお店も多いようです。
けれどもドイツではそういう認識は全くと言っていいほどありません。高校生から大人まで誰でも遊べるポピュラーなおもちゃです。

「おもちゃ」という言い方に語弊を感じる方もいるかと思いますが、ここでは敢えて「おもちゃ」と言い切ります。
日本ではおもちゃ=子供向けと決められているのか、大の大人が真剣に遊べるような玩具はなかなかありません。
でも、メルクリンは、いい年した大人が真剣に遊べるだけ奥が深いおもちゃです。
おもちゃだから、走らせてもしっかり走って簡単には壊れないように作られています。

芸術品や舶来品なら繊細で、厳格に管理しないとすぐに壊れてしまいます。メルクリンはそういうものではありません。
ここはぜひとも勘違いしないで欲しい点です。

もちろん大人向けですので、プラレールよりは価格は高いです。
しかし、プラレール3両1編成の値段で、メルクリンも貨車なら1両買えます。
車両とレールがセットになった製品は、プラレールは5,000円~6,000円ですが、これはメルクリンもMy Worldという子供向けの同じようなセットなら、6,000円~8,000円です。メルクリンMy Worldは無線(赤外線)コントロールなので、それを考えるとほぼ同等の価格です。

ただし、メルクリンは大人も遊べる高機能製品があるので、上限が高いだけです。
高い機関車を買おうと思えば、1両10万円するものがありますが、安いものは1両1万円以下からで、普通の鉄道模型と変わりません。
レールも、プラレールが4本セットで数百円なのが、メルクリンは1本数百円で、鉄道模型としては普通です。
※価格については、メルクリンショップHRSさんのホームページに公開されている店頭価格(2014年9月時点)を参照して計算しました。

逆にNゲージの音が出る高級コントローラーは10万円しますが、メルクリンのセントラル・ステーション2はそれよりも少し高いだけで、このサイトに書いてあるすべての機能で遊べるスーパーコントローラーです。
一般的に安いおもちゃではないですが、性能や他の鉄道模型と比較すれば、決して高級品のように高くはないのです。

そして、プラレールと同じくらいの大きさで、プラレールと同じくらいのスペースがあれば、同じくらいたくさん走らせることが出来ます。
それがメルクリン・デジタルにしかできない遊び方なのです。

プラレールを遊ぶときに、列車1台ずつノブを回してコントロールするでしょうか。
そんなことをしなくても、何台も走らせることができて楽しいですよね。プラレール博とかに行くと大人でも見入ってしまうことがあると思います。
あの感覚が、そのまま自宅で、鉄道模型で出来る。それがメルクリン・デジタルなのです。

風のおひるね鉄道王国が紹介したいのは、まさにその遊び方です。
ですので、コントローラーとしてセントラル・ステーションを選択しています。モバイルステーションではそういう遊びができないからです。
もし、モバイルステーションしか使わないのであれば、NゲージやDCCの方がより簡単なのではないかと思います。機関車の登録操作がある分、メルクリン・デジタルの方が面倒です。

別に、NゲージやDCCを含めて、他の鉄道模型や遊びを否定するつもりはありません。
私もまた、ほぼ全部の鉄道模型で遊んできた人間だからです。
しかし、メルクリン・デジタルについては、全然知られていないので、こういう鉄道おもちゃがあることを知って欲しいのです。

先入観を捨てれば、鉄道模型だと思わなければ、きっと世界が変わります。
それだけメルクリン・デジタルは面白いものだと思います。